2020年5月から公開されているWindows 10のアップデートであるWindows 10 May 2020 Update(version 2004)の新機能を紹介します。今回の2004にもこれといった新機能はありません。ビジュアルに記述出来る新機能を紹介します。
「設定」の「簡単操作」に「テキスト カーソル」という項目が追加され、テキスト カーソル インジケーターという機能が追加されました。テキストカーソルインジケーターとは、テキスト カーソルに色を付ける事によりテキスト カーソルがどこにあるかを分かりやすくする機能です。WordやPowerPointには有効です。
Wordでカーソルの場所が一目瞭然です。
設定するには、「設定」の「簡単操作」をクリックし、「テキスト カーソル」をクリックして、「テキスト カーソル インジケーターを有効にする」をオンにします。色とサイズを選択出来ます。
コントロールパネルから設定出来なかったマウスのカーソル速度の設定が「設定」から出来るようになりました。しかし、コントロールパネルとは同期していないようです。
「設定」の「デバイス」をクリックし、「マウス」をクリックするとカーソル速度が設定出来ます。
インターネットエクスプローラーやWindows Media Playerはこれまでも「設定」から削除出来ましたが、メモ帳、ペイント、ワードパッドも削除可能になりました。
「設定」の「アプリ」をクリックし、「オプション機能を」をクリックして、メモ帳、ペイント、ワードパッドをクリックして「アンインストール」をクリックすると削除出来ます。
電卓を常に手前に表示出来るようになりました。常に手前に表示する事で電卓がアプリに埋もれる事がなくなります。
電卓アプリに「常に手前に表示」ボタンがあります。これをクリックすると常に手前に表示するようになります。
ブラウザの下にしても手前に表示します。戻すには左上のボタンをクリックします。
「設定」の「ネットワークとインターネット」の状態からイーサネットないしWi-Fiのプロパティとデータ使用状況が確認出来ます。
これまで「デスクトップ 1」、「デスクトップ 2」と名前が固定されていましたが、仮想デスクトップ名にマウスカーソルを置くと変更出来るようになりました。
タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでディスクのタイプが表示されるようになりました。
これまではCortanaはWindows 10のOSの一部として機能していましたが、独立したアプリとなりました。
独立したアプリになっています。
これまでタスクトレイのIMEを右クリックしていたオプションが「設定」からより詳細に設定できるようになりました。
「設定」、「時刻と言語」、「言語」をクリックし、「日本語」をクリックし「オプション」をクリックします。
「Microsoft IME」をクリックし「オプション」をクリックします。
この画面からオプションを詳細に設定出来ます。しかし、たどり着くのが大変ですが、タスクトレイのIMEを右クリックして「設定」をクリックすると一発でこの画面を表示出来ます。