Windowsには以前より固定キー機能というものが標準で装備しています。固定キー機能とは、ショートカットキーを使う際に複数のキーを一度に押す事なく、連続押しが可能になる機能です。例えば、タスクマネージャーを表示させるには、「Ctrl」キー+「Shift」キー+「Esc」キーを同時に3つのキーを押す必要がありますが、固定キー機能を使うと、「Ctrl」キーを押す、「Shift」キーを押す、「Esc」キーを押す、という個別に押す事が出来ます。パソコン初心者には優しい機能と言えます。
固定キー機能を使うにはShiftキーを5回連続して押します。ビープ音が鳴ります。次のように表示するので、「はい」をクリックします。
固定キー機能がオンになるとタスクバーにアイコンを表示します。
「Ctrl」キーを押すとビープ音が鳴り、「Shift」キーを押すとビープ音が鳴り、「Esc」キーを押すとタスクマネージャーを表示します。
しかし、誤ってShiftキーを5回押した事により表示させないように設定する事も可能です。「設定」を表示させて、「簡単操作」の「キーボード」をクリックします。
「固定キー機能を起動するショートカットキーを許可する」のチェックを外します。これで設定完了です。誤ってShiftキーを5回押しても何も起こりません。