パソコンが重いのを解消する

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Windows 10パソコンが重いのを解消する方法

Windows 10がリリースされたのは7年ほど前となり、初期のWindows 10パソコンであると重くなっているパソコンが多くなっていると思います。

パソコンが重いとは、具体的には、パソコンの起動が遅い、アプリの動きが遅い、時々フリーズする、という症状で使っているとすぐに分かるはずです。

Windows 11に買い直せばそれで良い訳ですが、とりあえず措置を講じると解消出来るかもしれません。

パソコンが重くなる原因の一つとしてハードディスクの摩耗があります。ハードディスクを交換すると直る可能性は高いです。SSDに換装すると驚くべき効果があります。しかし、業者に依頼すると実費プラス作業料がかかります。従い、自分で交換出来る方であれば一番のオススメとなります。

ここでは初心者でも出来て、お金をかけない対応方法を纏めてみました。

再起動

再起動は基本中の基本となります。少しでもおかしいと感じたら再起動を試みます。再起動のみで解消する場合もあります。これはスマホでも同様です。又、ネットワークの不具合が生じた場合はWi-Fiルーターの再起動も重要となります。

不要なアプリを削除する

使っていないゲームや不要なアプリを削除して、ハードディスクの容量を空けてパソコンの処理速度を向上させます。

「設定」から「アプリ」を開いて不要なアプリをクリックします。

不要なアプリ

「アンインストール」をクリックすると削除出来ます。

アンインストール

但し、削除出来ないアプリは「アンインストール」をクリックする事は出来ません。

アンインストール

スタートアップの無効

Windows 10のスタートアップについてはこちらのページで説明していますが、スタートアップフォルダーに多くのアプリを登録するとパソコンの起動が遅くなります。又、Windows起動時に自動的に実行するプログラムも制限する事により、パソコンの起動を早める事が出来る場合があります。上記のページを参照の上、試みて下さい。

高速スタートアップを無効化

高速スタートアップとは、パソコンの起動を早くするためにシャットダウン時でもメモリやCPUの状態を保存する機能する事により高速でパソコンを起動出来ますが、パソコンに外付けハードディスクなどの周辺機器があり外したり、取り付けたりすると、整合性がとれなくなって不安定になる場合があります。そのため、高速スタートアップを無効化する事により改善する場合もあります。

Windows 10にコントロールパネルを表示させるを参照し「コントロールパネル」を開きます。「システムとセキュリティ」をクリックして、「電源オプション(電源ボタンの動作の変更)」をクリックします。

電源ボタンの動作の変更

「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。

現在利用可能ではない設定を変更します

「高速スタートアップを有効にする」がチェックされているのでチェックを外し「変更を保存」をクリックします。高速スタートアップが無効化された状態になります。

高速スタートアップを有効にする

バックグランドアプリをオフ

バックグランドアプリとは、バックグランドで勝手に動作しているアプリの事で、パソコンの動作に影響を与えます。不要なバックグランドアプリを停止させると動作が改善されるかもしれません。

「設定」の「プライバシー」をクリックして「バックグラウンド アプリ」をクリックします。

バックグラウンド アプリ

「アプリのバックグラウンド実行を許可する」を「オフ」にするとすべてのバックグラウンドアプリがオフになります。あるいは、バックグラウンドアプリの一覧から、不要なバックグランドアプリはクリックしてオフにします。

バックグラウンド アプリ

ディスク クリーンアップ

不要なファイルを削除して空き容量を増やす事によりパソコンの処理速度を向上させます。

ディスク クリーンアップをするには、エクスプローラーを起動して、「Windows(C:)」をクリックします。

ディスク クリーンアップ

リボンにある「ドライブ ツール」をクリックして「クリーンアップ」をクリックします。

クリーンアップ

どれだけ空き容量が増加するかが分かります。削除したい項目をチェックして「システムファイルのクリーンアップ」をクリックします。

システムファイルのクリーンアップ

「OK」をクリックします。「これらのファイルを完全に削除しますか?」と表示するので、「ファイルの削除」をクリックします。

ファイルの削除

「ドライブWindows(C:)をクリーンアップ中」と表示します。削除する量によりますが、非常に時間がかかる場合があります。

クリーンアップ中

ディスク クリーンアップでは削除出来ない「Tempフォルダー」内のファイルを手動で削除します。Cドライブの空き容量を更に増やす事が出来ます。「Tempフォルダー」の場所は次の通りです。

Windows(C:)\Windows\Temp

Windows(C:)\ユーザー\(ユーザー名)\AppData\Local\Temp

エクスプローラーで上記のパスを開き右側の部分をクリックしてCtrl+Aキーを押して全選択してShiftキーを押しながらDeleteキーを押します。「これらのXXX個の項目を完全に削除しますか?」と表示するので「はい」をクリックします。

Temp

「このフォルダーを削除するには管理者の権限が必要です」と表示したら「すべての項目にこれを実行する」をチェックして「続行」をクリックします。いくつかのフォルダーやファイルは削除出来ない場合があります。

エクスプローラー

以上の方法を試みてみるとパソコンが重いのを解消出来るかもしれません。無料なので直ればラッキーでダメ元と考えるのが良いのかもしれません。


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